ソメワケササクレヤモリの飼育方法や飼育設備を紹介!
ペットヤモリとして有名な
ソメワケササクレヤモリ!
大きな顔に、クリッとした大きな目で
愛嬌のある顔が魅力的です!
飼育方法も確立されていますので
飼育自体は難しい事はありません。
そんなソメワケササクレヤモリの飼育方法や
飼育設備を紹介いたします。
1ソメワケササクレヤモリとは
学 名 Paroedura picta
和 名 ソメワケササクレヤモリ
ヤモリ科、ヤモリ亜種、ササクレヤモリ属
全長約15cm前後までしか
成長しない小型のヤモリです!
小型ヤモリですが繁殖力は旺盛で多い場合は
1年に数十回も産卵することも
珍しくありません。
幼体は生後7-9ヶ月で性成熟する。
趾下薄板(しかはくばん)があまり発達していない
ので壁は登れませんので地表で生活するヤモリです。
夜行性で昼間は岩陰などに隠れています。
寿命は?
平均して10〜15年前後です。
エサは?
食生はコオロギやミルワームなどの昆虫食!
CB化が進んでいますので販売されている個体は
繁殖個体がメインとなります。
2生息地
マダガスカル西部から南部の
森林や草原のやや乾燥した場所!
3飼育設備&飼育方法
3-1飼育ケース
地表で生活するソメワケササクレヤモリ
ですのでケージの高さは必要では有りません!
横幅20~30cm前後で奥行き15cm前後の
プラケースもしくはアクリルケースで
十分飼育できます。
爬虫類用のガラスケースも
見栄えがよくオススメです。
3-2床材
メンテナンスのし易さはキッチンペーパーが
一番楽ですが見た目がイマイチ!
やはりヤシガラなどの爬虫類用の
床材を使いたいです。
オススメはカルシウムサンドです!
天然岩石を粉砕した床材になります。
カルシウムを豊富に含む国産天然岩石を
使用していますのでカルシウム不足になりがちな
ソメワケササクレヤモリには
最適な床材の1つだと思います。
3-3保温&湿度
基本温度は25~27度前後に設定し
夜間は若干低くて22度前後!
適応温度幅は広いと思いますのでそこまで
シビアになる必要はありません。
湿度は50%前後が最適です。
1日2回程度の霧吹きをしてあげましょう!
霧吹きよってできた水滴からも
水分補給ができます。
保温にはパネルヒーターをケージの半分位の
面積に敷いて温度差を
つけられるように調整します。
真冬でパネルヒーターだけでは
温度が上がりきらない場合は
暖突を併用して適温まで温度をあげてください!
3-4エサ&水
ほぼ完全昆虫食です。
カルシウムの添加は必須
カルシウムを与えないとくる病になる
可能性が高まります。カルシウ不足がちと
言われている
ソメワケササクレヤモリですので
エサには必ずカルシウム剤を
添加して与えてください。
水入れは設置してできるだけ綺麗な
水を入れてあげましょう。
4繁殖
繁殖力が強く生後7〜9ヶ月で性成熟し
繁殖が可能となります。
難しい事はなく性成熟したオスとメスを
飼育して入れば自然とペアでき繁殖となります。
メスは1度の後尾で数回にわたり卵を生み、
卵は約2ヶ月で孵化します。
特にメス個体は卵を産むので
カルシウム不足になりがちです!
餌にはカルシウム材を添加しカルシウム不足を
補いってあげてください。
若い個体の繁殖は成長が止まり短命に終わる
可能性が高いので計画的に
繁殖を行ってください。
5ソメワケササクレヤモリの飼育方法【まとめ】
⓵初心者でも飼い易い
⓶繁殖力旺盛で可愛いベビーが
見られる可能性が高い
⓷比較的安い値段で
売れれている(モルフによる)
⓸コンパクトな飼育ケースで飼育可能
いかがでしたでしょうか
凝った飼育設備も必要なく
比較的初期投資が少なくて飼育できる
ソメワケササクレヤモリは初めて
ヤモリを飼育される方にも
オススメできるヤモリです。
この機会に飼育、繁殖にチャレンジ
してみてはいかがでしょうか?