ニシアフリカトカゲモドキ 人気モルフ 4選
ニシアフリカトカゲモドキのモルフは
多くははありませんが魅力的な
モルフはいくつか存在しています。
ニシアフリカトカゲモドキ のモルフには
色・柄や模様で別れていますが今回は
色のモルフにフォーカスして私が
選んだ人気モルフ4選をご紹介致します。
目次
1ニシアフリカトカゲモドキのおさらい
学名 Hemitheconyx caudicinctus
和名 ニシアフリカトカゲモドキ
ヤモリ科トカゲモドキ亜種
フトオトカゲモドキ属に分類されるヤモリです。
ニシアフとかファットテールという
呼び名で親しまれいる人気種!
サイズは?
アダルトサイズの全長で約20〜25cm前後!
寿命は?
飼育下での寿命は7年前後と言われています。
適正温度は27〜32度前後で
多湿な環境を好みます。
飼育下では日中はシェルターなどに
隠れている夜行性です。
繁殖形態は1回に2個ずつの卵を
数回にわたって産卵する卵生です。
販売させれている個体は主に
ブリード個体(CB)と野生採取個体(WC)の
2種類になります。
2モルフ紹介
2-1ノーマル
ワイルド個体(野生個体)に見られる
通常のモルフです。
体色は薄い茶色と焦げ茶色のような色で
頭から腰回り!尻尾や尻尾付近まで
バンド模様が入ります。
背中に白い線が入る個体をストライプと
呼び、人気もあります。
2-2アルビノ
地味な色味が多いニシアフリカトカゲモドキの
中では鮮やかになるモルフです。
黒色色素であるメラニンが消失したモルフで
体色はグレーと薄いオレンジような色で
頭から腰回り!尻尾や尻尾付近まで
バンド模様が入ります。
背中に白い線が入るストライプも人気です。
目は黒いままです。ニシアフリカトカゲモドキの
アルビノは遺伝的な要因により成長できない
個体が出てきますので
掛け合わせには注意が必要です。
遺伝的には劣勢遺伝とされています。
2-3ホワイトアウト
体色はクリーム色と黒いバンドが頭から
腰回り!尻尾の付け根付近まで入りますが
バンド模様が崩れることが多いのも特徴です。
よりクリーム色の面積が大きい方が
価値も値段も上がるようです。
ホワイトアウトと他のモルフをかけ合わせると、
1/2の確率でホワイトアウトが誕生しますが
遺伝子関係上スーパー体は存在しませんので
掛け合わせの際には注意が必要です。
遺伝的には共優性遺伝です。
2-4オレオ
ニシアフリカトカゲモドキのモルフの中でも
1、2を争う人気のモルフです。
黄色色素の欠失した個体で
ノーマル個体の薄茶色い部分が
黒に近いクリーム色(グレー)のような
体色をしたモルフがオレオです。
コントラストがよりハッキリしている方が
価値も値段も上がるようです。
ご存知の方も多くいると思いますが
お菓子のオレオっぽいですネ!
遺伝的には劣勢遺伝とされています。
3ニシアフリカトカゲモドキ人気モルフ 4選【まとめ】
いかがでしたでしょうか
ここでは比較的国内でも流通量が多い
(国内でも入手できる)モルフ4選として
紹介させて頂きました。
アルビノ系統は他のモルフと組み合わせるのが
難しいなど遺伝の謎も勉強しながら
楽しむのもありだと思います。
また最近ではコンボモルフと言い
2種類・3種類さらに4種類をかけ合わせた
モルフも誕生してきています。
モルフや遺伝を理解するとことで
ニシアフリカトカゲモドキの新しい
魅力が伝われば幸いです。