オニプレートトカゲの飼育方法&飼育設備を紹介!
オニプレート!と言う厳つい名前がついて
いますが、よくよく顔を見ると・・・・
可愛顔をしているいように見えませんか?
名前だけが厳つく、大人しい性格の個体が
多く、飼育もしやすいオニプレートトカゲ
の飼育方法や飼育に最適な飼育設備を
ご紹介していきます。
1オニプレートトカゲとは
学 名 Broadleysaurus major
和 名 オニプレートトカゲ
・ヒガシオニプレートトカゲ
・ニシオニプレートトカゲ
上記の2亜種が確認されています。
丈夫で温和な個体が多く、初心者の方にも
オススメできる魅力的なトカゲです。
以前は多く個体が輸入されていましたが数年前に
輸出国の規制により流通量が激減し
価格は高騰しましたが2020年現在、
価格は落ち着いている状態だと思います。
国内で流通しているオニプレートトカゲは
ほぼWC(ワイルド)個体です。
ハンドリングはできる?
大人しい個体が多いオニプレートトカゲですが
臆病な性格ですのでハンドリング向きかと
言われれば不向きかな?と言う感じで、
ハンドリングの際にはバタバタと必ず暴れます。
徐々に慣らしていきましょう。
体長は?
平均して全長40cm前後!
最大で全長50cm前後です!
寿命は?
平均して10年前後です!
2生息地(分布)
アフリカ大陸に広く分布しています。
乾燥地帯のサバンナなどに多く生息しています。
日本で販売されているオニプレートトカゲは
トーゴ産が主流のようです。
3飼育方法&飼育設備
3-1飼育ケース
オススメは前開きの爬虫類ケースです。
トカゲ類はメンテナンス時などに上から手を
入れらることにストレスを感じます。
幅90cm 奥行き45cm 高さ45cm
このようなサイズのケースで飼育するのが
好ましいですが、色々な事情で設置が困難な時は
幅60cm 奥行き45cm 高さ45cmの
飼育ケースでも飼育は可能です。
3-2床材
ペットシーツや新聞紙など以外でしたら
飼い主の好みで選んで大丈夫です。
私はヤシガラを使っています。
オススメの床材は?
オニプレートトカゲは砂漠に生息していますの
砂系の床材を使って砂漠風のレイアウトを作る
のもいいと思います。
また穴掘りも好きなので厚めに敷いてあげると
穴掘り行動をしてストレス解消にも繋がります!
どの床材を使っても排泄物を見つけたら処理して
清潔な環境を保ち、減った分の床材を
補充していき、数ヶ月に1回程度は全取っ替えを
推奨します!
3-3保温&湿度
温度
オニプレートトカゲが生息しているアフリカ大陸
の乾燥している地域は昼と夜の温度差が激しい
地域と言われていますので飼育下でも昼と夜の
温度差をつけましょう。
昼間のケース内温度は?
ケース内温度は27度前後!
バスキングライトの下で40〜45度前後
昼間でも温度差を作るのに大きめの飼育ケース
を使うと温度差が作りやすいです。
夜間のケース内温度は?
25度を基本に20度位までならOK!
真冬はパネルヒーターや暖突などの保温器具を
使って適温を保ってください。
湿度
30〜50%前後の湿度で問題ないです!
それほど神経質になる必要もないと感じてます。
3-4紫外線
サバンナ地方に生息し昼行性のトカゲですので
強めの紫外線ランプを用意しましょう!
照射時間は?
1日8〜10時間程度の照射時間を
確保してあげましょう。
照射時間が短いと骨格形成に必要なビタミンD3
の合成が不足気味になります。
3-5エサ&水
雑食性のオニプレートトカゲですので何でも
よく食べてくれる所も初心者の方にオススメ
できるポイントです!
上記のエサを偏りなくバランス良く与えます!
カルシウム材の添加も忘れずに!
エサの頻度は?
アダルト個体には1週間に2回程度でOK
エサの与え過ぎは短命の原因ともなります!
ベビーサイズの入荷は、ほとんどありませんが
ベビー個体でしたら、毎日与えてください!
水入れは設置する?
水浴び?水入れ容器に入っている姿は頻繁に
見かけますので水入れは、設置してください。
タッパーなどの自重が軽い水入れですと
ひっくり返されて、水浸しにされるので
爬虫類用の水入れの使用して下さい!
3-6シェルター
臆病な性格の個体が多く、更に販売個体は
ほぼワイルド個体ですのでシェルターは
設置して落ち着ける場所を作ってあげましょう。
4 オニプレートトカゲの飼育方法&飼育設備を紹介!【まとめ】
①大人しい個体が多い。
②初心者の方にもオススメ。
③販売個体はほぼワイルド個体。
④雑食性で何でもよく食べる。
⑤ハンドリングは不向き
(できなくはない)
いかがでしたでしょうか。
丈夫で何でもよく食べてくれますので
初めて、トカゲ飼育をする方にもオススメ
できるオニプレートトカゲです。
この機会にぜひ飼育を初めてください!