ロシアリクガメの飼育方法や飼育設備を紹介!
大きくなりすぎず飼育ケース内で
終身飼育できる初心者の方にも
オススメのロシアリクガメです。
上から見た感じがどことなく
メロンパンにも見える
人気のロシアリクガメに適した
飼育方法や飼育設備をご紹介いたします。
1ロシアリクガメとは
学 名はTestudo horsfieldii
英 名はRussian Tortoise
別名!ヨツユビリクガメや
呼ばれる事も多いリクガメです。
通常の亀の前足の爪の数は5本ですが
ロシアリクガメは4本です。
このことからヨツユビリクガメ
と呼ばれています。
甲長は?
20〜25cm前後とリクガメの中では
小型の部類に入ります。
寿命は?
平均25年前後です。
2生息地
広範囲に分布しています。
3飼育設備
3-1飼育ケージ
よく動き回る種のリクガメですので
90×45×45cm!または
90×45×30cmの
爬虫類専用ケージがオススメです。
メンテナンスなどの易さから言っても
爬虫類ケージの使用をオススメいたします。
3-2保温
ケージ内の平均温度が28度前後に
保てるようにします。
夜間は少し低く25度を
下回らないようにします。
活動する前にバスキングスポットと呼ばれる
35度前後の高温の場所でで体を温めますので
バスキングライトも設置します。
真冬などはバスキングライトや暖突!
パネルヒーターを併用して
より良い環境を作ってあげましょう。
3-3紫外線
強めの紫外線(UVB)の出るタイプを
使用してください。
1日の照明時間は約8〜10時間前後です。
紫外線はリクガメの骨格や甲羅の
形成は欠かせません。
紫外線ライトは点灯し続けると
紫外線量が減少し明るいだけで
紫外線は出ていませんので
半年から1年前後で
新しいものと交換しましょう。
3-4床材
穴を掘るのが好きなロシアリクガメですので
床材は厚めに敷いてください。
黒土やヤシガラが適しています。
可能であれば甲羅が隠れるくらい
暑く敷いてあげて穴を掘らすと
ストレス解消にもなります。
3-5えさ
タンポポやオオバコなどの野草は
カルシウムを多く含んでいるので
オススメです。
除草剤などの撒かれていない
綺麗な物を採取してください。
他には八百屋さんなどで小松菜や
青梗菜などの葉野菜をよく洗い
カルシウム材をふりかけて与えてください。
4温浴
賛否両論のお温浴ですが
水分補給にもなり、代謝をあげたり、
排泄を促したりなど一定の
効果はあると考えます。
40度前後のぬるま湯で
呼吸ができる位の水位で行います。
冬などはお湯の温度が低くなりますので
パネルヒーターやスポットライトなどで
暖かくして行いましょう。
温浴後は体を拭いてから
飼育ケージに戻します。
5ロシアリクガメの飼育方法や飼育設備を紹介!【まとめ】
①90×45×45 or
90×45×30の飼育ケージが理想。
②飼育温度は平均28度、
夜は25度が目安。
③湿度は平均50パーセント前後。
④強めの紫外線(UVB)をあてる。
⑤餌にはカルシウム材を
まぶし野草のタンポポや小松菜、
青梗菜など をバランスよく与える。
⑥温浴はした方が良い。
いかがでしたでしょうか
15000円前後で販売されていることが
多く初めて飼育する方にも手が出しやすい
価格なのではないでしょうか。
サイズも大きくならず手頃なサイズで
設備さえきちんと揃えてから飼育すれば
そんなに難しいリクガメではありません。
生き物ですのでどうしても病気などの
心配はありますので爬虫類を診療して
くれる動物病院も探しておくと安心です。
生体に触れた後は
手洗い、除菌は必ず行いましょう!