ニホンイシガメを飼育してみよう!飼育設備も紹介!
日本が世界に誇れるカメが
ニホンイシガメです。
そんな魅力的なニホンイシガメを
飼育してみませんか?
今回は飼育方法や飼育設備を
詳しく紹介致します。
1ニホンイシガメとは
学 名 Mauremys japonica
和 名 ニホンイシガメ
ニホンイシガメは日本の固有種のカメです!
ペット用途での乱獲や環境汚染により
数が激減しており、2013年に
ワシントン条約附属書IIになりました。
最大甲長は20cmオーバーで
メスの方が大型になり
オスは最大でも15cm前後です。
寿命は平均して20年前後です。
繁殖様式は卵生です!
2生息地
本州をはじめ九州や四国にも生息する。
3飼育方法&飼育設備
3-1飼育ケース
ベビーサイズの頃はプラケースでの飼育が
オススメです。
基本的に毎日水換えを行いますので
取り扱いが楽なプラケースがオススメ!
アダルトサイズになりますと
90cmの水槽かプラ船、コンテナボックス
での飼育となります。
陸場と水場を作りたいのでそれなりの
サイズが必要となります。
なぜ陸場が必要?
イシガメは皮膚病にかかりやすいカメです。
常に皮膚が濡れていると皮膚病になる確率が
非常に高くなります。
スペース的に陸地が設けられない場合は
強制的に陸地を作ります!
作ると言っても水を抜くだけです。
例えば夜間に水を全部抜いてしまい
強制的に陸場にします。
翌朝に新しい水を入れて元の
飼育環境に戻します。
3-2紫外線ランプ&ホットスポットランプ
室内飼育する場合は必ず紫外線ランプ
必要になります。
太陽光の代わりとなる紫外線(UVB)を
吸収することで体内でビタミンD3形成し
丈夫な甲羅や骨格を作ります。
野外飼育でも紫外線ランプは必要?
太陽光を浴びれる野外飼育の場合は
紫外線ランプの設置は必要ありません!
ホットスポットライトで30〜35度
前後の体を温められる陸場を
1箇所作ってあげましょう。
ホットスポットランプは高温になり
みずに濡れると破損する場合がありますので
取り扱いには十分に注意してください。
3-3床材
砂利などを敷くと雑菌の温床となる場合が
ありますので基本的には何も敷かない
ベアタンク飼育が水換えなどメンテナンスを
考慮してもオススメです。
3-4保温
アダルトサイズのニホンイシガメは冬眠を
しますので保温は必要ありませんが
ベビーサイズのニホンイシガメの場合は
冬季も保温して飼育します。
安全面を考慮するとパネルヒーターでの
加温がおすすです。
3-5エサ
市販の亀のエサで飼育できます。
エサの種類で好き嫌いが分かれますので
数種類のエサを与えてみましょう。
人口飼料を食べない場合は?
ほとんどの個体が人口飼料に餌付きますが
たまに食べない個体がいます。
その場合はコオロギやミルワームなどの
昆虫を与えてください。(冷凍でもOK)
またピンクマウスや牛ハツなども
食い付きがいいです。
4水換え
先ほども書きましたがニホンイシガメは
皮膚病にかかりやすいので頻繁な水換えを
して常に新しい綺麗な水で飼育しましょう。
水換え頻度は?
水量、水温、飼育数などで水換え頻度は
大きく変わってきます。
夏など高水温時はより頻繁な水換えをします。
ベビー時はプラケースで飼育をして、水換え
作業を楽にし、毎日の水換えを心がけましょう。
5ニホンイシガメを飼育してみよう!飼育設備も紹介【まとめ】
①日本固有のカメ
②皮膚病に注意
③ベビーの時はプラケース飼育がオススメ
④水換えは頻繁に
いかがでしたでしょうか
難しいところは皮膚病ですね!
ここさえクリアできれば問題なく
飼育できますので、この機会に
ニホンイシガメの飼育に
チャレンジしてみてください!